小美玉市と株式会社吉川油脂、ENEOS株式会社は、「持続可能な資源循環社会の実現に向けた廃食油の回収及びリサイクルに関する協定」を締結しましたので、お知らせいたします。

左から

ENEOS株式会社バイオ燃料部部長古谷大介

小美玉市市長島田幸三

株式会社吉川油脂代表取締役吉川千福

背景

これまで家庭から出る廃食油は、固めて焼却処分若しくは下水道放流され、CO2排出や霞ケ浦流域への汚染について懸念されていました。

この課題解決に向け、茨城県と市で廃食油の資源化に向けた調査検討を行い、ENEOS株式会社と株式会社吉川油脂の取り組みを知りました。

廃食油はインク原料やボイラー燃料などにリサイクルされ、将来的には「持続可能な航空燃料(SAF)」の製造プラントの原料に活用する予定となっており、この資源循環社会の実現に向けた取り組みが三者において有益との観点から、本協定の締結に至りました。

目的

地域資源を活用した持続可能な資源循環社会の構築を図り、もって地域社会の活性化及び市民サービスの向上を図ること

連携協力事項

• 持続可能な資源循環の推進を目的とした、廃食油の活用に関すること
• 市民及び地域企業への情報発信に関すること
• その他、本協定の目的に資すること

廃食油リサイクルに向けた実証実験ついて

廃食油回収システムの構築並びに市民の皆さまのニーズを把握することを目的に、12月1日から、市内各所でボックス回収の実証実験を開始しています。

回収場所や出し方の詳細についてはこちらをご覧ください。